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質問一覧
回答一覧
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- Q1. 供物を贈ったら香典は必要ありませんか?
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A1. 香典と供物、供花の由来はもともと同じものです。したがって霊前に品物やお花を供えたうえで、さらに香典を包むのは二重になるので、本来必要ないことです。ただし、あくまでも気持ちの問題で、故人ととても親しい間柄であるような場合と、特に親類・身内などの場合には、香典・供花・供物を贈ることが多いようです。
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- Q2. 通夜の前にうかがうときは、香典を持参したほうがよいでしょうか?
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A2. 香典はすぐに持って行かないほうがよいでしょう。服装と同じで、前もって用意したかのように思われます。一般的には通夜に香典を用意する人が多いようですが、通夜・葬儀に参列するのであればどちらでお渡ししてもよいでしょう。
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- Q3. 自分の父が亡くなりました。喪主は母です。 私は香典を準備しなければならないのですか?
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A3. 親だからこそ渡すべきとの考えもあれば、親ならば出す必要はないとの考えもあります。香典の意味合いとして「遺族の経済的負担を助ける」ということを考えれば、出すのもよいかと思います。ただし、子供が扶養家族である場合や学生などであれば、喪主と同じ立場なので香典の必要はありません。
あくまでも目安ですが、両親が亡くなった場合は10万円。ご兄弟が亡くなった場合では3万円。その他の場合は1万円くらいが多いようです。
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- Q4. お香典は新札でもかまわないでしょうか。 香典に新札はいけないと聞いたことがあります。
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A4. 紙幣は古いお札を入れるのが不祝儀のならわしでした。新しく出さないようにとか、あらかじめ準備をしていたなどの意味があり、新札はわざわざ折り目をつけて用いました。でも、最近では清潔感を重視する傾向もあり、新札を用いる人も増えているようです。
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- Q5. お香典の金額は偶数でもよいでしょうか?
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A5. お香典の目安はありますが、あくまで目安です。決めかねて
いる場合は同じ立場の人に相談するとよいでしょう。4・9の数字は厳禁です。不祝儀袋には封筒を表面にして、お札の顔は下にくるように入れます。
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- Q6. お香典をやむを得ず郵送する場合は、お悔やみの手紙を添えるものでしょうか?
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A6. さまざまな諸事情で葬儀に参列できないときは、早めにお香典を郵送しておきましょう。その際には、お悔やみと参列出来ないおわびの手紙を同封しましょう。お悔やみの手紙は、基本的に、故人の死を悼み、残された家族を慰めるためのものです。あまり形式にとらわれる必要はありませんが、いくつか決まりごとがありますので、注意して書きましょう。
・前文は省略して主文から始めます。
・忌み言葉は避けましょう。
・葬儀に出席できない理由を必ず入れます。
お香典について
お悔やみの手紙の例文
○○様のご逝去の由承り、○○様のご悲嘆いかばかりかとご心中拝察申しあげます。謹んで○○様のご冥福お祈り申し上げます。本来ならばすぐに参上いたしましてご焼香いたすところでございますが、書中をもちましてお悔やみを申し上げるしだいでございます。お力落としのあまり、お体をこわされないようくれぐれもお大事になさって下さい。尚、同封いたしましたのはほんの心ばかりのご香料でございます。ご霊前にお手向けくださるようお願い申しあげます。まずは、略儀ながらお悔やみ申し上げます。
○月○日
奉仕太郎